クリソプレーズは玉髄（繊維状の低温石英）の一種でニッケルを含むために緑色をしており、緑玉髄とも呼ばれます。
クリソプレーズは、蛇紋石が風化しニッケル、シリカ、酸化鉄などが水に含まて、他の岩石の亀裂や隙間を埋めて出来た二次鉱物です。クリソプレーズ(Chrysoprase)の名の由来は、ギリシャ語のChryos Prason Chryos(黄金の）、Prason（ネギ）です。
石英や水晶と同じ硬度で耐久性があり、緑色半透明な色合いから「オーストラリアの翡翠」とも呼ばれジュエリーとして利用されてきました。

和名：クリソプレーズ（緑玉髄）
英語名：Chrysoprase
産地：Central Queensland, Australia
サイズ：94mm×58mm×60mm 327g

化学組成：SiO₂
結晶系：該当なし　葡萄状、杏仁状
色：灰色、白、淡い褐色
光沢：蝋状光沢
硬度：6½-7
条痕：白
劈開：不明瞭 貝殻状断口
比重：2.60-2.64