ハロゲン化鉱物

蛍石(蛍光)

販売価格
16,800円(税込み)
在庫
1
商品コード
smj09046

商品詳細

英国を代表する蛍石産地、Rogerley Mine産のグリーン・フローライトです。母岩は、方解石・苦灰石などが鉱化作用に伴い鉱物が交代・再結晶をした炭酸塩岩で、空洞や微細な結晶を含んでいます。

淡いグリーンからやや濃いグリーンへと色調が変化する、透明感のある立方体の蛍石が母岩上に美しく成長した標本です。特に目を引くのが、約14×11×12mmの透明な立方体結晶と、隣接する約8×9×6mmの結晶です。いずれも貫入双晶となっており、内部に光が入り込むことで、Rogerley産らしい涼やかなグリーンの色彩を楽しむことができます。大小の結晶の周囲にはさらに微細な蛍石結晶が群生しており、母岩の上に結晶が連なる立体的な景観も魅力です。

Rogerley Mine産蛍石を世界的に有名にしているもう一つの特徴が、デイライト・フローレッセンス(Daylight Fluorescence)です。通常光ではグリーンに見える蛍石が、ブラックライトの長波紫外線(LWUV)を照射すると鮮やかな青色に蛍光します。さらに本標本では、曇り空の太陽光の下でも青色の蛍光を確認することができます。太陽光、通常照明、紫外線という異なる光環境で色彩が変化することは、Rogerley産蛍石ならではの大きな魅力です。

Rogerley Mineは、イングランド北東部ダラム州Weardaleに位置し、世界的な鉛・亜鉛・蛍石産地として知られるNorth Pennine Orefield(北ペナイン鉱床帯)に属します。 石炭紀のGreat Limestone中に発達した断層・角礫帯や層理方向の空隙を熱水が通過し、母岩との反応や温度・圧力などの変化によって蛍石が沈殿しました。空隙が結晶の成長空間となり、美しい立方体の蛍石の結晶が形成されました。

蛍石の英名Fluoriteは、ラテン語のfluere(流れる)に由来します。これは蛍石が古くから金属製錬において鉱石を溶けやすくする融剤(flux)として利用されてきたことに関係しています。「蛍光(fluorescence)」という言葉も、蛍石に見られる発光現象にちなんで名付けられました。

和名:蛍石
英語名:Fluorite
産地:Rogerley Mine, Weardale County, Durham, England
サイズ:71mm×41mm×36mm 104g

化学組成:CaF2
結晶系:等軸晶系
色:無色、白、緑、青、紫など
光沢:ガラス光沢
硬度:4
条痕:白
劈開:完全
比重:3~3.2

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